至高のバラの香りとは?
私たちの身の回りにある芸術。例えば美しい絵画や音楽、舞踊、建築などなど。これらに触れるときの歓びは、魂が歓喜する。といった感覚ではないでしょうか。美しい香りに出会ったときの歓びもまたこの感覚に近いものだと感じます。
蓬田バラの香り研究所では、「バラの香り」特にモダンローズの香りに特化し、『美しいバラの香りの定義』を様々な角度から考察してまいります。
歴史上からみるバラの価値。科学的分析による香り成分からのアロマコロジー効果。人が嗅覚で感じる官能評価や精神への影響。そして文化や芸術を通じてのバラの存在意義。など
『香気』香りにも『気』があり、古くより人はその香りの持つ『気』を上手に活用して参りました。リフレッシュ(覚醒作用)安定(鎮静作用)など、香りのよい植物は薬の役割として用いられ、人々は日常の中で香りを上手に取り入れてきたのです。
中でもバラの香りには、歴史をたどってもひときわ多くのエピソードや史述が残され、古くから人とバラとのただならぬ関係が続いています。そこには人が本能的に求める何か。が存在するのではないか。
美の象徴として譬えられるバラは、その姿形はもとより香りの持つ神秘が大きく関わっているに違いありません。
気分が落ち着く、リラックスする、などの静的効果はもちろんですが、精神のバランスを高く保つ、或いは自身のある部分のスイッチ(切り替え)の役割など、もっと動的な効果こそがバラの香りの秘めらた魅力ではないかと感じます。
美しくも力強い、まさに花の女王と謳われるに相応しい高貴なエネルギーを放つ一方、臆することなく豊潤で官能的な表情を惜しげなく見せつけるその艶やかな姿に人は魅了され続けているのです。
蓬田バラの香り研究所は、『至高のバラの香り』をテーマに、バラの香りの世界の秘密と魅力を広めるために活動してまいります。
美しいバラの香りとともに・・・
- 代表取締役
- クロサワ 早穂