生育状態は気候や栽培環境によって異なりますので、作業の適期はおおまかな目安です。 また、水やりについてもあくまでも目安です。鉢植えの水やりは、鉢土が乾くのを待って、乾いたら与えます。気象条件により、鉢土の乾き具合は大きく異なります。また、水を与えるときは鉢底から流れ出るまでたっぷり与えるのが原則です。
1月~2月
- 管理しやすい場所(日陰可)
- 3~4日に1回程度(乾いたら)
- 寒肥、置き肥(2月後半から控える)
- 冬の選定、つるバラの誘引(なるべく早く)、大苗の植えつけ、鉢替え(なるべく早く)
3月
- 半日以上日が当たる場所
- 2日に1回程度(乾いたら)
- 液体肥料(必要に応じてあたえる)
4月
- 半日以上日が当たる場所
- 2日に1回程度(乾いたら)
- 液体肥料(必要に応じてあたえる)
- 芽かき(後半)、新苗の植え付け(後半以降)、薬剤散布
5月
- 半日以上日が当たる場所
- 2日に1回程度(乾いたら)
- 花の剪定、花がら摘み(後半以降)、シュートの処理(後半以降)、新苗の植えつけ、薬剤散布
6月
- 半日以上日が当たる場所
- 2日に1回程度(乾いたら)
- お礼肥
- 順次花がらを摘む、シュートの処理、薬剤散布
7月
- 管理しやすい場所(日陰可)
- ほぼ毎日(雨天続きで乾かないときは不要)
- 液体肥料(必要に応じて)
8月
- 管理しやすい場所(日陰可)
- ほぼ毎日(雨天続きで乾かないときは不要)
- 夏の追肥
- 夏の剪定(後半)
9月
- 管理しやすい場所(日陰可)
- 2日に1回程度(乾いたら)
- 液体肥料(必要に応じて)
10月
- 管理しやすい場所(日陰可)
- 2日に1回程度(乾いたら)
- 液体肥料(必要に応じて)
- 花後の剪定(花がら摘み)
11月
- 管理しやすい場所(日陰可)
- 3~4日に1回程度(乾いたら)
- 寒肥(置き肥)
12月
- 管理しやすい場所(日陰可)
- 3~4日に1回程度(乾いたら)
- 寒肥(置き肥)
- 冬の剪定、つるバラの誘引、大苗の植えつけ、鉢替え
「別冊NHK趣味の園芸 バラ大百科 選ぶ・育てる・咲かせる」日本放送出版協会発行/2006年